→ English Version

研究紹介


本研究室では、次世代VLSIコンピューティングを目指し、従来の延長上にはない新しいパラダイムに基づくハードウェアアーキテクチャの研究を行っています。具体的には、次世代VLSIコンピューティングにおける配線問題を解決する新しい多値電流モード集積回路技術、記憶機能を演算回路に分散化させて膨大なメモリバンド幅を実現するロジックインメモリVLSIアーキテクチャ、クロックの制約に依存しない適応動作が可能な高速非同期データ転送技術などの研究を行っています。これらの基盤技術をもとに次世代アーキテクチャを統合して情報通信用スーパーチップやマルチメディア応用高性能VLSIプロセッサの実現に関する研究を推進しています。
(クリックすることで各研究テーマの詳細ページにジャンプします)

不揮発ロジックLSIとその応用

高度なIoT (Internet of Things)社会実現に向けては,エッジ (端末)側でインテリジェントな処理を超低消費電力に処理することが求められます。しかし従来の揮発ベースのロジック回路においては,情報の保持のために常時通電が必要でありそのため膨大な待機電力を消費してしまいます。このような問題を解決するのが不揮発ロジックであり,情報を不揮発化することで非稼働時の待機電力を完全にカット,超低消費電力化が可能となります。本研究室ではMCUやFPGA等,様々な不揮発ロジック回路の研究を進めています。

↑ PAGE TOP